なぜ高性能を‘‘基本‘‘とするのか【福島の家づくり】

   

こんにちは!
担当の渡辺です!

本日は~なぜ高性能を‘‘基本‘‘とするのか【福島の家づくり】~について書かせていただきます。

いまさら何?と言われてしまいそうな内容ですが、考え方として大切なお話になると思います。

住宅会社を性能面で分類する場合、高性能が‘‘基本‘‘か‘‘オプション対応‘‘の2つに分けられます。
(最低限で構わないという住宅会社さんは置いておきましょう)
なぜ高性能が基本であることを強く推奨するのかを結論を申し上げますと、
温熱環境における適切な施工と設計力において力量や考え方の差が大きいことです。

高性能プランを‘‘オプション‘‘にしている住宅会社さんは、お客様が高性能プランを望まれた場合に
設計手法を変えてくれるでしょうか?
断熱気密に配慮した施工手順や納まりを考えてくれるでしょうか?
おそらく断熱材の種類や厚みを変えて、書面上のUA値を向上させる程度だと思います。

前述の設計手法(主に日射に対する考え方や間取りの軸、窓の配置等々)や断熱気密に配慮した納まりを
基本的に取り入れている住宅会社であれば、そもそも性能の低い住宅を提案することは無いと思っています。

より良い住まいとより良い暮らしの提供を目的としている者であれば、少なくとも自分自身が欲しいと思える
住宅をお客様にご提案しないのはおかしな話であります。
その会社、担当者の考え方や提案に対して共感をしていただけるかどうかが住宅会社選びです。

基本があってこその応用。基本が高性能か、応用が高性能かではまるで話が違います。

将来を見越して、お客様の住宅の資産価値をしっかりと考えていくのであれば、
高性能を基本とすることは決して避けて通れない部分です。

施工者や設計者が見て見ぬふりをすることは罪だと思います。
これからの10年、30年をみても義務として最低限求められる住宅の性能を知ることはできます。

性能やメンテナンス性に配慮された住宅と一般的な住宅では建築時に750万円の価格差があると言われます。
しかしその差額は35年~の間でメンテナンス費や光熱費の差額で逆転します。
毎日を健康快適で、安全に過ごすための初期投資として捉えていただくか、多少の暑さや寒さはガマンと割り切っていただくか、
どちらかです。
ローン、光熱費、メンテナンス費を35年~お支払いをすると総額は同じです。
資産価値の高い住宅は間違いなく前者です。

どうか高性能が‘‘基本‘‘の住まいづくりを是非ご検討ください。
よろしくお願いいたします。

㈱渡辺工務店
担当 渡辺